
立ち上がりの介助を行うなら、参考になるポイントがありますのでご紹介いたします。
日常生活で何かをする時に立ち上がるという動作が必要ですが、自力で立ち上がる事が困難な場合には介助者による介助が大切なのです。
相手を引っ張って立ち上がらせたり、真上へと引っ張り上げるという方法だと、高齢者の体が不安定になってしまい危ないですし、介助者の腰や腕などに負担がかかりますので正しい介助方法を実践しましょう。
ある程度、残存能力を持っている方に対して介助するなら、高齢者の膝を90度よりも曲げて、骨盤を立てた状態で骨盤からお辞儀をするように前のめりになりつつ立ち上がると、無理なく立ち上がる事ができるのです。
足に体重をかけてもらいながら立ち上がるのがポイントですから、重心移動を意識して介助すると良いでしょう。